「picnic album 1」 コトリンゴ
2010-09-29


日本のポップをカバーしている。僕が若い頃に聞いたような古い曲が多い。最近のJ-POPにはあんまり良い曲が無いよね、ということだろうか。賛成します。どの曲も静かに歌っているので全体的に地味に感じるが、よく聴くとアレンジのアイデアが豊富で味がある。

坂本龍一と関係の深いファニー・ヴォイスのジャズ系ピアニストということで、矢野顕子と比べてしまうのだが、矢野顕子が他人の曲をカバーすると原形を留めないのに対して、コトリンゴはアレンジを激しく変えているのに原曲の雰囲気を保っている。それはメロディとコードをあまり変えていないからだ。完全オリジナルな自分のサウンドと原曲のイメージが両立していて感心した。

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