総選挙
2009-08-24


民主党が大勝するらしい。300議席の勢いという報道もある。法律を作るという国会議員の仕事をちゃんとできる人が民主党にそんなにいるのだろうか。小泉郵政選挙のときのタイゾー君みたいなのが出てきそうである。採決のときの頭数だけの議員ばかり増えても仕方がない。

そもそも僕は多数決というシステムに懐疑的である。これまでの人生で僕の意見が少数派であったり、唯一人で反対意見を述べるということもよくあった。少数意見の方が正しい場合もあると思う。「12人の怒れる男」みたいに全員が一致するまで話合うというやり方は多数決より優れているのかもしれない。日本の国会議員は党議拘束がかかるので最初から多数決の結果が決まっていて、いくら議論をしても、一人また一人と賛否が覆ったりしない。政党なんか無くした方が良いのではないか。

そんなことをいっても、今の国会は政党の議員数による多数決で物事が決まる。このシステムで次善の状況は、少人数の政党が存在感を持つことである。多人数の与党が何でもやり放題というのは良くない。だから、比例区は小さい野党のどこかに入れようと思う。

[社会]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット