去年の夏からのマイブームであったシングルモルトウィスキーの探求が終わった。なんで終わったのか考えてみると、僕が酒に弱くて1本空けるのにひと月かかるという問題もあるが、それよりもシングルモルトの世界が思ったより狭かったのだ。
最初はスーパーの酒売り場に置いてあるスコッチシングルモルトを順番に試してみたのだが、それぞれものすごく個性があって楽しかった。次に中級者の領域に入り、専門店に行って何種類か試してみた。そこにはもっと幅広い個性があるものと思ったら、どちらかというと地味で素朴な感じの世界だった。スーパーの酒売り場に並んでいたのはオールスターチームだったわけである。
個人的な結論としては、スコッチではなくアイリッシュの
ブッシュミルズ・モルト[LINK]というのが非常に気に入った。煙いピート香が無くて蜂蜜のような甘い香りと樽の木の香りのバランスが絶妙である。飲むたびに「ウマイなあ」と思う。これからも時々飲みたい。あとは、煙い系の
ボウモア[LINK]か
ラフロイグ[LINK]を気が向いた時に飲むという程度で充分だ。
今後何をメインに飲むかというと、やっぱり芋焼酎に回帰します。どんな料理にでも合うし頭も痛くならない。
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