「草枕」 夏目漱石 (新潮文庫)

コメント(全2件)
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ものぐさ ― 2009-03-27 23:47
ご無沙汰しております。
 この記事を読んで、私も「草枕」を読み返してみました。私は、この本は漱石が自身の様々な文芸評論や美学論を、小説の形を借りて表明しようとした実験小説だと思いました。
 私は、明治という時代の芸術をめぐる思想のありかの断片が感じられ、明治時代の美術作品群を鑑賞するときの観方を豊かにする参考になるの思われたのが興味深く感じました。
ぶんよう ― 2009-03-28 10:19
こんにちは。
たしかに延々と芸術論を語ってますよね。「その芸術論から見てこの小説自体はどうなのか」ということも意識して書いているはずで、そのあたりを考えるとややこしいですが面白いですね。

ところで、先日は僕のホームページの文字化けのご指摘ありがとうございました。お礼のメールをお送りしようとしたのですが不達で失礼しました。

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